2013年2月16日土曜日

■ 大量のデータをどうやってバックアップするか

日々増え続ける個人のデータ容量。HDD 単価は安くなったので次々に格納していくのは問題ありませんが、大量のデータをどうバックアップするか?となると急に問題が難しくなります。

HDD を増設すればいい、RAID にすればいい等の対策はすぐに頭に浮かびますが、3.11 のような大震災などには無力です。

「3-2-1 ルール」でデータを完璧にバックアップする

http://lifehacking.jp/2010/08/3-2-1-backup-rule/

上のページにあるように個人的にはクリティカルなデータは VPS 含め3カ所に分散してバックアップしていますが、場所がすべて東京地域であることと、容量の問題からバックアップしたいデータの一部しか出来ていないのが現状です。

できれば、

  1. すべてのデータを
  2. 低価格で高信頼性のある
  3. 地理的に離れた場所に
  4. 継続的に

バックアップをしたいものです。

最近のクラウドストレージはマイクロソフトの SkyDrive や Google Drive など PC やスマホから簡単に使えるサービスはありますが、容量がせいぜい100GBで価格も年間4000円程度します(これでもずいぶん安くなったものです)。

またこれらは「普段よく使うデータを入れておく」サービスであって、「とりあえずとっておきたいけどあまりお金はかけたくない」というコンセプトではありません。

しかし法人向けのメインだった Amazon のクラウドサービスが個人でも簡単に利用できるようになってきました。

 

■ Amazon S3 + Glacier

通販大手の Amazon の一面は世界最大のクラウド企業。この Amazon の Amazon S3 + Glacier というサービスを使えば、1GB/$0.01/月という低価格で "99.999999999%" の耐久性と年間 99.99% の可用性を得ることが出来ます。

つまり、

  1. 100GB のデータを保存しても月に100円程度!
  2. 10000ヶのデータを保存して1つが消える確率が平均1000万年に1回
  3. 1年間 = 8760時間中使えない時間が 8.76時間以下 (これ以上使えない時間があったら料金がかからない)
  4. 東京以外にもアメリカ ( バージニア、オレゴン、北カリフォルニア)、シンガポール、シドニー、アイルランド、南米の好きな場所にバックアップできる

という至れり尽くせりの「間違えて消しちゃった」という自分の方が心配なってくる耐久性のすばらしいサービスです。

NASA や NASDAQ も使っているということらしいので、事業の継続性も問題なさそうですね。

ですがその代わりに Amazon Glacier にアップしたデータは直ぐにダウンロードできないという制約や、取り出し料金とダウンロード料金が複雑な体系になっています。

複雑な料金体系についてはこちらをどうぞ。

勘違いしないようにしたい、Amazon Glacierのデメリットあれこれ
ややこしすぎるAmazon Glacierのデータダウンロード料金まとめ
年末データ大掃除(2) ~Amazon S3/Glacierに全てを漏れなく安価に保管できてすっきりした編~

Amazon Glacier については、このあたりとかこのあたりを見て下さい。

 

■ 気軽なサービスもあります

そして私以外にも「個人で大量のデータを安くバックアップしたい」というニーズは多くあるようで、パーソナルクラウドサービスを提供している Cloud Engines からも Pogoplug + Glacier の年間定額サービスがリリースされています。

英語圏における2012年9月リリースの新サービスについて

私は Pogoplug を使ったことないですし、日本でサービスインしていないのでよく分かりませんが、気軽に Amazon Glacier を使いたい場合は Pogoplug + Glacier のサービスインを待った方が良いでしょう。

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